第8章から第10章までは生命保険の周辺知識についての学習です。
特にこの第8章・生命保険の隣接業界に関しては、毎回必ず試験に出ますので代表的な用語についてはしっかり覚えていて下さい。
ページの太字と赤字の部分を覚えれば大丈夫です。
生命保険の隣接業界
①JA共済の生命共済
JA共済の生命共済は農林水産省の監督の下、原則として農協(JA)の組合員とその家族を対象に事業行っています。
生命保険の種類には民間生命保険の終身保険や定期保険特約付き終身保険に相当する終身共済等があります。
②国民共済、各都道府県民共済
いずれも厚生労働省の監督の下、組合員を対象に販売されており無審査で原則として小口の死亡保障に各種特約が付加されています。
主な特徴としては、原則として掛け金は年齢性別に関係なく一律となっていること。1年更新の掛け捨てで毎年の決算が余剰が出れば割戻金として返されることがあげられます。
①②は正誤問題に出題されるので太部分はすべて覚えてください。
特に農協は農林水産省管轄、国民共済・都道府県民共済は厚生労働省管轄を問う設問は繰り返し出題されています。
③少額短期保険業者
少額短期保険業者は生命保険も損害保険も取り扱えます。
しかし、生命保険で取り扱いできる商品は、生命保険・医療保険ともに保険期間は1年で保険金額は1人の被保険者について一定の範囲であり、かつ総額1,000万円以下(複数契約合算)となっています。
なお少額短期保険業者は生命保険契約者保護機構の対象ではありません。
④損害保険
損害保険は、火災や交通事故などの突然起こる災害に対する準備手段として利用され、火災保険・自動車保険などがあります。
損害保険は主として物に関する保険ですが、所得補償保険や傷害保険のように人に関する補償を行うものもあります。
損害保険には”人に関する補償もある“というのがよく出題されます。
[/ふきだし]老後の生活保障目的とした制度
①JA共済の年金共済
終身共済と同様、JAの組合員及びその家族の老後保障することを目的としたもので、年金の種類には終身年金タイプと定期年金タイプがあります。
JA共済は、この文がほぼ丸々出題されるのでしっかり覚えましょう!
[/ふきだし]②全労済の年金共済
生涯年金受け取れる終身年金プランと一定期間年金を受け取れる確定年金プランの2タイプがあります。
確定年金プランの年金期間は5年・10年・15年です。
ここも上の二行は数字も含めしっかり覚えましょう。試験に出ます!
[/ふきだし]③その他の年金商品
信託銀行の個人年金信託、銀行や証券会社の年金型商品および損害保険業界の年金払積立傷害保険等があります。
まれに選択式の問題で質問されますが、あえて覚えなくても大丈夫です。
周辺知識については試験対策として割り切って暗記してください。
実務につくと、残念ながら驚くほど必要としない知識です。笑
ここも直前の見直しに備えてブックマークしておくといいでしょう。
ブックマークが済んだら次の学習に進みます。
タイトル:かばんはハンカチの上に置きなさい
第3章で紹介した「僕は明日もお客さまに会いに行く。」と同じ著者の本。
人との繋がりで大切なことが書いています。
いくら営業でもここまでやる?と批判する人もいます。
でもトップ営業はその気遣いをしているのです。
人が好きでないのに営業はできない
心がけ次第で仕事は楽しくなるはずです。
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